「理想的な歯並び・噛み合わせは虫歯・歯周病予防につながります。」
矯正歯科治療は原則として保険が適用されませんので「矯正をしたいけど・・」「興味はあるけれど・・・」という方も多いのではないでしょうか?
理想的な歯並び・噛み合わせをえることで、見た目がよくなるのはもちろんのこと、お手入れのしやすい口内環境になり、虫歯・歯周病リスクを軽減できます。また、しっかり噛めることで全身のバランスもよくなる効果があります。患者さまが少しでも気軽に「治療への第一歩」を踏み出せるよう、当クリニックでは丁寧なカウンセリングを行ない、患者さまの歯のお悩みについてお伺いいたしております。なお当クリニックでは、北砂エリアだけでなく、大島周辺のみなさまにも安心して治療にお越しいただけるよう、日本矯正歯科学会
認定医・指導医の歯科医師が担当し「信頼できる、的確な矯正治療」をご提供いたしております。
当院では、透明な目立たないマウスピース型の矯正治療として、インビザラインに対応しています。
ワイヤー矯正のように、金属を使わず目立たないため、マウスピースをしていても普段と違和感なく生活を送っていただけます。
また、取り外しが可能なため、食事もいつも通り取っていただけます。
マウスピース型の矯正装置はいくつかありますが、インビザラインは全世界で300万人以上が治療を行っており、実績の多い治療法ですので、矯正をお考えの方は、まずは一度、ご相談ください。
当院では口腔内スキャナーを取り入れているため、口腔内を立体的に映し出す3Dシステムを導入しています。
従来、歯型を取る場合は型取りの器具にシリコンを流し込み、それを患者さまの歯に押し当てる、といった方法が一般的でしたが、現在はデジタル機器によって短時間でスキャニングできるようになり、モニターで立体的な映像として口腔内の組織を確認できるようになりました。
またスキャンした患者様の口腔内のデータをもとに治療の開始からゴールまで可視化することが可能となりました。
矯正歯科で治療を受けたいと思っても、どの装置にすればよいかで迷ってしまうもの。それぞれの矯正装置にはメリット・デメリットがありますので、見た目だけを基準にせず、患者さまの症状・条件に合っているかも考慮して決定していきましょう。その前に、まずは具体的な歯のお悩みをしっかりと伺っていきます。
患者さまの口内を十分に把握したうえで判断していくため、レントゲン撮影などの精密検査を受けていただきます。患者さまの症状をお伝えし、具体的な治療計画を立案していきます。
虫歯や歯周病などの治療を終え、口内を健康な状態に整えてから矯正装置を装着していきます。患者さまの歯並び・噛み合わせの状況、歯の動き方などによって治療期間に差はありますが、およそ1年半から3年程度の治療期間となります。定期的にご来院いただき、装置の調整や歯の動きを経過観察していきます。
予定の位置へ歯並びが整ったことを確認し、装置を取り外します。その後は「保定装置」を装着し、歯が元に戻ろうとする動きを防止します。
歯を動かすのわけではないのでシンプルな装置となっており、通院頻度も少ないので患者さまの負担も軽くなります。矯正歯科治療の保定期間としては2年前後を目安とします。
着脱可能な透明のマウスピースを使って、歯並びを整えるのがマウスピース矯正です。当クリニックでは、数多くあるマウスピースの矯正システムの中でも世界的にもっとも普及している「インビザライン」を採用。症例数が多いだけでなく、独自開発の「3Dシミュレーションシステム」によって事前に治療後の歯並びも確認できるため、大変信頼のおけるシステムです。
「インビザラインの特徴」
もっとも一般的な矯正装置です。症例数も豊富にあり、矯正治療をしたいと希望されるほとんどの方に適用できます。ブラケット自体の改良も進み、小さめの装置となっているため、口内や唇への違和感が少ないのが特徴です。また、メタルブラケットはほかのブラケットに比べて多少、治療期間が短くなる傾向にあります。
矯正歯科を受ける際に、メタルブラケットの「見た目」が気になる方のために審美ブラケットもご用意しております。審美ブラケットは白色または半透明に近い装置のため、遠目にはほとんどわからないのが特徴です。強度面では、メタルブラケットより劣りますが、正しく扱えば問題なく使用できます。審美性を優先させたい方におすすめです。
具体的な噛み合わせの症状について、ご紹介いたします。
歯がでこぼこに並んでいる状態で、一番多く見られる不正咬合です。見た目が悪いだけでなく、ブラッシングしにくいため虫歯を作りやすくなります。でこぼこの程度によりますが、必要な場合は抜歯して歯を動かすスペースをつくります。
歯並び自体は悪くないのですが、上下の前歯が前に出ていて、口が閉じにくく、無理に閉じるとアゴに不自然なシワができます。抜歯して治療することで口元がすっきりし、口も正常に閉じられるようになります。
上の歯が出ている、いわゆる出っ歯です。叢生に次いで多い不正咬合ですが、気がつかない人も多いようです。成長期を利用できる小児矯正から治療を開始するのに適した不正咬合となります。
下の歯が出ている、いわゆる受け口で反対咬合ともよばれます。頻度としては5%程度といわれていますが、受け口は誰が見てもわかるため、矯正治療を希望される割合の高い不正咬合です。
噛んだ時に、前歯があたっていない状態をいいます。食べにくいだけでなく、発音もしづらくなります。舌の位置や悪い癖を伴うことが多く、当クリニックでは治療と並行して積極的に舌のトレーニングを行なって改善をはかります。
表側矯正・裏側矯正の場合、ワイヤーやブラケットを装着しているので、歯ブラシが直接歯に当たらない箇所がでてきます。磨き残しが蓄積して、虫歯になることも多く、ブラッシングに十分気をつかわなければなりません。矯正専用の歯ブラシを使うほか、タフトブラシ、歯間ブラシなども使用することをおすすめいたします。具体的な選び方・使い方については、詳しくアドバイスさせていただきます。また、マウスピースでの矯正治療の場合は、食後のブラッシングを徹底し、マウスピースを常に清潔に保ちながら、虫歯にならないよう注意することが大切です。
小児矯正は、顎の成長を利用できるのが大きな特徴です。永久歯が生え揃う前の時期に矯正装置を使って顎を広げ、すべての歯がバランスよく生えるスペースを確保できます。また、永久歯が生え揃った時期に矯正治療をはじめたとしても、成人時に比べて顎が柔軟ですので、比較的歯も動かしやすく、スムーズに矯正治療を行なうことができます。
前歯の生えかわりの時期に、親御さまが一番心配されるのが永久歯のスペース不足です。当クリニックの小児矯正でもっとも多いのがこのタイプです。この時期は比較的簡単に顎を広げることができます。
治療前と治療後を比較すると奥歯のほうで5mm、前歯の辺りもかなり広がっています。その結果、前歯の凸凹が解消され、これから生えかわる横の歯のスペースも十分確保されています。この治療を前歯の生えかわりの時期に受けていただくことで、永久歯へと生えかわった後、歯を抜かなくても済みます。
永久歯のスペース不足に出歯、受け口、開咬といった症状が加わると、1期治療だけでは済まないことが多くなります。写真はいずれも1期治療+2期治療を行なったものです。
これらの症例は永久歯に生えかわった後の矯正治療でも可能ではありますが、1期治療から始めることで治しやすくなり、永久歯を抜かずに治療ができました。すべての患者さまがこのようにうまくいくとはかぎりませんが、非抜歯の可能性が高まるのは確かです。
※通常、1期治療は「小学校低学年の頃」、2期治療は「中学生頃」が目安ではありますが、お子さまの成長段階によって異なってきますので、まずは永久歯へと生え変わる前に一度ご来院いただくことをおすすめいたします。