口腔外科では、口腔内または口元周囲・顎などの機能の改善・回復を行ないます。親知らずの抜歯や口内炎の治療などから、口腔粘膜の疾患、交通事故による外傷、顎変形症など、その治療内容は多岐に渡っております。口元全体の形態や機能が回復することで、表情も豊かになり、健康的な美しさを取り戻すことができます。
このように口腔外科は、歯科における各専門分野や耳鼻咽喉科、形成外科、内科などとの架け橋のような役割を担っているといえます。口元または顎周囲で気になることがあれば、迷わず当クリニックまでご相談ください。どのような治療が必要なのか、適切に診断させていただきます。
親知らずが斜めに生えている、または埋まっていて歯の一部が露出している場合、「虫歯や歯周病になりやすい」「噛み合わせが悪くなる」など将来的になんらかのトラブルが起こりやすくなります。そのため、抜歯が必要です。隣接する歯にも悪影響が及びますので、すでに痛みのある方はもちろん、親知らず周囲の歯肉の炎症が起きやすい方など、なるべく早めに受診された方がよいでしょう。
顎に痛みがある、口を閉じづらい、食べ物を噛むと音がするなどの症状がある方は、顎関節症の疑いがあります。多くの場合、日常生活の習慣や癖、精神的ストレスなど、さまざまな要因がからんで発症しています。歯をくいしばる癖がある方や、寝ているときに歯ぎしりをしている方などは要注意です。治療方法は、患者さまによってそれぞれ異なりますので、まずは当クリニックまでご相談ください。